COLUMN家づくりコラム
分譲住宅や建売住宅を購入した人の後悔・失敗したところとは?
分譲住宅や建売住宅を購入した人の後悔・失敗したところとは?
分譲住宅や建売住宅の購入を考えている人の中には、購入後に思いもよらぬ失敗や後悔をしてしまうのではないかと不安になる人もいるのではないでしょうか?
住宅は一生ものの買い物ですので、購入後の様々な失敗例を考慮しながら家選びを行うことが大切です。
ここでは分譲住宅や建売住宅を購入した際に失敗や後悔をしがちなポイントについてご紹介します。
なお、建売住宅(分譲住宅)と規格住宅と注文住宅の比較をしたい方は下記の記事をご覧ください。
建売住宅(分譲住宅)vs規格住宅vs注文住宅はどう違うの?メリット・デメリットや向いている人を解説
目次--------------------------------------------
・【失敗①】住んでみると思ってたより間取りや設備が使いづらい
・大阪・兵庫・京都・奈良・和歌山で注文住宅をお考えならイエタッタへ
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【失敗①】住んでみると思ってたより間取りや設備が使いづらい
分譲住宅や建売住宅を購入して実際に住んでみた時に、間取りや設備について不満が出てきてしまうことがあります。
分譲住宅や建売住宅には一般的な間取りが採用されていることがほとんどですが、規格化によってコストダウンがされているため、基本的に間取りや設備の変更が難しいのが特徴です。
そのため、家族構成やライフスタイルの違いから、思うように適応できないことがあります。
例えば生活動線が長く行ったり来たりしなければいけないようなレイアウトだった場合や、窓や扉の位置が不便、家具を配置しにくいといったケースが考えられます。
また、家具・家電を設置しようとした時にコンセントが不足していたり使いにくい配置だったりすると、希望の場所に置けないこともあります。
このように失敗しないためには、これからの生活ではどのような1日を送るのか書き出しておき、実際に見学に行った際にその書き出したスケジュールをシミュレーションしてみると良いです。
また、どのような家具をどの位置に設置したいかや、持ち込みたい家具がある場合はその家具を置きたい位置にコンセントはあるかなど、しっかりと確認しておくのも良いでしょう。
【失敗②】収納スペースが少ない
内見の際にリビングやキッチンが広くて快適な住居に見えたとしても、実際に住んでみたら収納スペースが足りなくて不便に感じてしまうケースがあります。
快適な生活空間を考える際には、住宅の「収納率」について知っておく必要があります。
収納率とは、床面積に対する収納面積の割合を示すもので、計算式は以下の通りです。
収納率=「収納面積」÷「床面積」
マンションでは一般的に8~10%、戸建ての場合は13~15%が快適な生活空間の目安と言われています。
分譲住宅や建売住宅を購入する際には、これらの収納率についても考慮しながら検討すると良いでしょう。
【失敗③】断熱の性能が低く家の中が寒い
分譲住宅や建売住宅に住んでみたら断熱性能が低くて寒い、という場合があります。
建売住宅などが寒いと感じる理由には、いくつかのパターンが存在します。
・低品質な断熱材を使用している
建売住宅はコストを抑えるため、低コストの断熱材が使われることが多く、結果敵に寒冷地域での暖房効果が不足していることがあります。
・窓の断熱性能が低い
建売住宅の中には、窓の断熱が不十分な住宅も多くあります。
家の熱の逃げ道となる窓が適切に断熱されていないと、寒冷地域では特に冷気が侵入しやすくなってしまいます。
・住宅の気密性が低い
気密性が低いことも住宅が寒くなる原因の一つです。
大量生産される建売住宅の中には気密性が十分に考慮されておらず、暖房による熱気が逃げやすい物件も多くあります。
【失敗④】耐震性が低かった
住宅の耐震性が低く、住んでいる間に地震が発生して建物が倒壊してしまった、というケースもあります。
建物の耐震性は「耐震等級」という単位で示され、基本的に等級が高いほど地震に強い建物と言えます。
耐震等級1は一般的な建物、等級2は学校や病院、等級3は防災拠点向けです。
建売や分譲されている多くの物件では、耐震性能や断熱性能よりも、外観・内装のオシャレさやキッチン設備などのグレードの高さといったポイントに比重が置かれています。
しかし、耐震等級2~3の物件を選択しておけばいざという時に建物の倒壊を防ぐことができ、せっかく購入した住宅を建て直さなくてはならないといった事態を防げるでしょう。
【失敗⑤】品質管理を怠っている物件だった
建売住宅は完成していることが一般的で、構造部分が目に見えない状態で購入するか検討しなくてはなりません。
そのため、柱や梁、土台、基礎、配管などの建物の構造部分の品質管理を怠った物件であっても、判別するのは難しいものです。
こうした構造部分の品質管理が気になる方は、住宅性能表示のある物件を選ぶこともおすすめです。
この表示は長期優良住宅やZEH住宅といった一定の性能基準をクリアした建物に与えられるもので、第三者機関の審査を受け、基準性能を満たした物件という証明になります。
審査員が建物を見て信頼性を評価しているため、安心して住宅を購入できるでしょう。
【失敗➅】アフターサービスが悪かった
住宅会社の中には、物件の販売に熱心でもアフターサービスで十分な対応をしてくれない会社もあります。
こうした会社では、利益に直結する販売活動に比べ、アフターサービスは利益に繋がらないという考えがあるからです。
このように、アフターサービスに期待できない住宅会社の建売住宅は避けるべきと言えるでしょう。
アフターサービスが充実している優良な会社の場合、販売した物件の維持管理スケジュールや住宅保証、点検の周期などを詳細に説明してくれます。
建売住宅を購入する際は、こうした説明があるかどうかもしっかり確認して、信頼できる会社の建売住宅を選ぶことが重要です。
大阪・兵庫・京都・奈良・和歌山で注文住宅をお考えならイエタッタへ
後悔せずに分譲住宅や建売住宅を購入するには、様々なパターンの失敗例について把握しておくことが大切だと言えるでしょう。
大阪・兵庫・京都・奈良・和歌山で注文住宅をお考えの方は、イエタッタへご相談ください。
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