COLUMN家づくりコラム
注文住宅で作る2024 最新のリビングスタイル9選
注文住宅で作る2024 最新のリビングスタイル9選
リビングは家族が集まったり、ゲストを迎えたり、家の中でも重要な空間の一つです。
できるだけ居心地よく、オシャレに、また過ごしやすいなどリビングにこだわりを持つ方も多いでしょう。
リビングの印象は壁と床で決まると言っても過言ではありません。
思い通りのリビングにするためにも、重要な要素である壁と床についてどのような種類があるか把握しておきましょう。
目次--------------------------------------------
・リビングのスタイルに合わせた壁紙・床材・照明・ドア・カラーなどがある
・大阪・兵庫・京都・奈良・和歌山で注文住宅をお考えならイエタッタへ
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壁紙・壁材の種類にはどのようなものがある?
壁紙や壁材の種類は豊富で、どれを選べばよいか悩んでしまうことも多いものです。
ここでは主な壁紙・壁材の種類を5つずつ紹介します。
それぞれの特徴、メリットやデメリットについて把握し、適切なものを選びましょう。
・クロス
掃除がしやすく扱いやすいのがクロスのメリットです。
採用されることの多いビニールクロスをはじめ、紙や布、漆喰、珪藻土などデザインも豊富で希望の雰囲気を出しやすいです。
低価格で短期間で仕上がる点もメリットですが、紙クロスなど種類によっては職人さんの技術次第ではがれやすかったり、きれいに施工されていなかったりするので注意が必要です。
・塗り壁
土壁や漆喰、珪藻土などの種類がある塗り壁は、職人さんの手作業で施工されるため風合いや質感を楽しめるのが魅力です。
防音性や防火性、調湿性に優れるなどメリットも多いのですが、掃除が難しいのが難点です。
また、施工費が高く仕上がりまで時間がかかることもあります。
・木材
合板や無垢材といった種類があり、木のぬくもりや木目の風合いを楽しめるのがメリットです。
無垢材は吸音性や保温性、調湿性に優れ、湿気の多い時期でも快適に過ごせるでしょう。
時間が経つにつれ変化する色合いや風合いを楽しめるのも魅力的です。
ただし、劣化して反ったり、割れたりすることもあるので、定期的なメンテナンスが必要です。
・タイル
陶器や磁気などのタイルは、耐久性に優れ頑丈なのがタイルの特徴です。
耐水性も高く、トイレやキッチンなど水回りなどにも採用されることが少なくありません。
タイルの形や色によってさまざまな模様を作り出すことができ、オリジナル性を出すことも可能です。
ただし、湿気によってカビが生えることもあるので注意しましょう。
・エコカラット
エコカラットは、部屋の湿度を快適にキープし、臭い成分を吸着するので臭いが気にならないという特徴があります。
臭いだけでなく、有害物質も吸着でき、水拭き掃除も可能です。
陶磁器のような素材で、石や木などの質感を楽しめますが、デコボコしているので掃除がしにくい、割れやすいといった点には注意が必要。
コストもかかるので予算を多く見積もっておきましょう。
床材の主な種類にはどのようなものがある?
寝転んだり、直に座ったりすることも多い床は材質にもこだわりたいものです。
素足でも快適に歩けたり、手入れがしやすかったりする点もチェックしましょう。
代表的な床材として、次の5種類を紹介します。
・フローリング
無垢材や複合材といった木材を採用したフローリングは、木の温かみを感じられるのが特徴です。
ヒノキやチークなどは耐久性も高く、傷がつきにくい素材です。
部屋の雰囲気にもなじみやすいので選びやすいでしょう。
ただしコストは高めです。
また、美しさを保つためには、定期的なワックスがけなどメンテナンスが必要です。
・クッションフロア
塩化ビニル樹脂を素材にしたクッションフロアは、木目やタイルなどデザインやカラーが豊富です。
防水性に優れているので掃除もしやすいのがメリットです。
低コストであることもメリットですが、カジュアルに見える可能性があり、また熱や衝撃などに弱く凹みなどもつきやすい点には注意しましょう。
・フロアタイル
クッションフロアよりも衝撃に強いフロアタイルは、傷がつきにくく凹みなどがつきにくいのが特徴です。
防水・防汚性にも優れているので、靴を履いたまま入る部屋などにも適しています。
デザインのバリエーションも多く、選択の幅も広がります。
クッション性がなく硬質なため、床に座ったり、寝転んだりするのは不向きです。
・カーペット
コットンやアクリル、ウールなどの素材のカーペットは、やわらかく快適です。
クッション性もあり遮音性もあるので、騒音防止にも役立つでしょう。
ただし、水拭きなどができず、ホコリも吸いやすいのでこまめな掃除が必要です。
・畳
畳の魅力はさわやかな香りと和の雰囲気に落ち着きを感じられる点です。
表面がやわらかい畳は音を吸収し遮音性が高いのはメリットですが、傷がつきやすくダニも繁殖しやすい点がデメリットです。
以上のような壁材や床材を使ったリビングのさまざまなスタイルを見てみましょう。
リビングのおしゃれなスタイル9選
おしゃれなリビングのスタイルを9種類紹介します。どのようなリビングがよいか参考にしてみてください。
・モダンスタイルのリビング
モダンな雰囲気を出すならフローリングやクッションフロア、フロアタイルの床などがおすすめです。クッションフロアやフロアタイルでは様々な質感・見た目の床をつくることが出来ます。木の色を活かしたフローリングにするとナチュラルモダンな雰囲気に、クッションフロアやフロアタイルを使ってグレーの石材のような質感にするとシンプルモダンな雰囲気にすることが出来ます
また、壁については、優しい雰囲気の色や材質の壁紙を選ぶと温かみのあるナチュラルモダンなリビングにすることが出来ますし、白い壁の一面だけダークな色を使うとおしゃれなシンプルモダンの雰囲気にすることが出来ます。
【施工事例:集いの時間と自分の時間を大切にする『こだわりの邸宅』 2階建て二世帯同居の家】
段差をつけたダウンフロアで空間を広く、モノトーンでまとめたシンプルモダンなリビング。
間接照明がイマドキのおしゃれな雰囲気を醸し出します。
・和風スタイルのリビング
畳とフローリングを併せれば和モダンな雰囲気になります。
畳を使う場合は漆喰や珪藻土を使った壁材、温かみのあるクロスの壁材などがおすすめです。
また、畳を使わずフローリングにし、全体的に無垢材を使用しても和風の住宅を作ることが出来ます。その際に大切になるのは和の雰囲気が出るようなポイントです。窓を円形にしてみたり、障子や格子のデザインを入れてみたり、和風の照明を付けてみたりなど、細かいポイントで和の雰囲気に仕立て上げると和風のオシャレなリビングを作ることが出来ます。
【施工事例:天然素材で自然を感じて暮らすまるで旅館のような家】
無垢材のぬくもりを感じさせる床と2つの色を組み合わせた畳が落ち着きを醸し出します。
・北欧スタイルのリビング
北欧スタイルのリビングにするなら、グレーやホワイト、淡いブルーなどを基調にしましょう。その上で、差し色にビビットカラーの小物や家具を設置したり、花や植物を模したデザインのカーテンやラグ、小物などを入れると北欧の雰囲気を出すことができます。
【施工事例:雑誌「リンネル」と考えた、北欧のように心地よく暮らす家】
白い壁とネイビーの扉や階段、小物がオシャレな北欧風のリビング。
一部がタイルになっているところもかわいらしいです。
・南欧スタイルのリビング
南欧とはヨーロッパの南部、地中海近辺の温暖な地域を指します。
素朴でウッディな雰囲気が南欧スタイルの特徴で、白い壁に濃い色の家具などコントラストがはっきりとしているのが特徴です。
【施工事例:白を基調とした可愛さと気品が溢れる南欧風のお家】
高天井と化粧梁を使って、開放感あふれる空間を演出。美しい弧を描くボウウィンドウは、外の景色を効果的に取り込み、広々とした空間をさらに広く感じさせます。
・ブルックリンスタイルのリビング
レンガのデザインや無機質なモルタルデザインがブルックリンスタイルの特徴です。
ダークカラーでしっとりとした雰囲気を目指しましょう。
壁紙はレンガや無機質なコンクリートまたはモルタル柄などがよく合います。照明やインテリアは出来るだけ落ち着いた色のヴィンテージ感あふれるものを選ぶようにしましょう。
【施工事例:暖炉のある別荘ライクな住まい】
レンガをデザインした壁、木目が魅力的な一枚板のテーブルがこだわりを感じさせます。
またところどころに入るダークなポイントカラーがブルックリンスタイルの雰囲気をうまく演出しています。
・西海岸スタイルのリビング
西海岸スタイルとは、つまりアメリカ西海岸のビーチ近辺にいるような開放的なスタイルです。
主に木材を使用し、白と青をふんだんに使い、見た瞬間海をイメージ出来るような空間に仕上げます。壁の一部に爽やかなライトブルーのタイルを使用したり、床にも柄物のヴィンテージ感のあるタイルを使用すると雰囲気を出すことが出来ます。
【施工事例:西海岸フラットベース】
白い壁にナチュラルな木材の梁、壁の一部とドアにスカイブルーを使用した爽やかな西海岸スタイルのリビングです。照明もヴィンテージ感のあるものでピッタリです。
・ラグジュアリースタイルのリビング
空間を広く、大きく壮大に作るのが一番のポイントです。またグレーや落ち着いた色で品よく、広く大きいソファやシックな壁紙、大理石調の床などを使用し重厚感あふれる、まるで高級ホテルのような空間に仕上げましょう。また細々したものを減らし、隠す収納を取り入れ、生活感を出さないのもポイントです。
テレビを壁掛けにしたり、天板がガラスで出来たテーブルを置いたりなどインテリアを工夫することでも雰囲気を出すことが出来ます。
【施工事例:まるでホテルのようなエグゼクティブ感漂う家】
広い空間、大きな窓ガラス、落ち着いたカラーが生み出す高級感が魅力的なラグジュアリーなリビング。大きくて広々とくつろげるソファーも良いポイントとなっています。
・ヨーロピアンスタイルのリビング
クラシックな雰囲気にするには、古き良きエレガントさが重要です。
アンティーク家具や彫刻が施された木目調のインテリア、上品な色のクロスなどでシックにまとめましょう。また、ヨーロッパではダークブラウンなど暗めの色調のものが多いので、家具を探している場合はなるべく暗めな濃い色の木製の家具を選ぶようにしましょう。
床には絨毯を敷いて照明はキラキラと輝くシャンデリア風の物にすると雰囲気を出すことが出来ます。
【施工事例:夫婦の夢である“吹抜けとビルトインガレージ”を実現したヨーロピアンテイストの3階建て】
天井の花柄や革素材のソファがヨーロピアンな雰囲気を演出。家具もダークウッドの木目がオシャレな物を設置しています。
・ナチュラルスタイルのリビング
明るい木目調を使うのがナチュラルスタイルのポイント。
ウォールナットよりもオーク材などがおすすめです。
また、無機質なコンクリートや石目調のタイルなどを組み合わせるのもよいでしょう。
無垢の木の種類を知りたい人向けの記事もあるので参考にしてみてください。
【施工事例:吹き抜けの開放感が家族をつなぐヒノキの香り豊かな“自然素材の高断熱住宅”】
明るい色で統一されたリビング。ヒノキを使った床も快適です。
リビングのスタイルに合わせた壁紙・床材・照明・ドア・カラーなどがある
壁紙や床材だけでなく、それぞれのリビングのスタイルに合ったドアや照明のデザインやカラーがあります。
オシャレで品のあるリビングにするなら、床やドアにグレーを入れるのもおすすめです。
グレーの壁にするならドアを白にすると、アクセントになり部屋が暗くなり過ぎるのを回避できます。
床材や壁紙をグレーやホワイトにして、イスなどの家具をベージュにすると、ナチュラルモダンなリビングに。
白のオーク材を使った床、白の壁紙、グレーのソファといったリビングに、深い色のグルーンやイエローをアクセントで使うと北欧系のリビングになります。
レンガや石素材のタイルやモルタル仕上げの壁などは、立体的でオリジナリティーを演出できます。
高級感を出すことも可能です。
また、和モダンな雰囲気にするなら和紙を使った照明を、南欧風スタイルならアンティーク調の照明もよいでしょう。
大阪・兵庫・京都・奈良・和歌山で注文住宅をお考えならイエタッタへ
理想のリビングを実現したい場合は、壁紙や壁材、床材の種類などをよく知ることが必要です。
また、この記事を参考にどのようなスタイルのリビングに仕上げていきたいかを具体的にイメージしてから建築に取り掛かりましょう。
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大阪・京都・奈良・兵庫・和歌山で注文住宅の理想のリビングを作るお手伝いをさせていただきます。
関連リンク
・大阪の施工事例はこちら
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